「袋井型」授業づくり
2024年4月9日 12時30分袋井市では「袋井型」授業づくりに取り組んでおり、私たち今井小でも、次の3つを大切にした授業を行っています。
①「?(クエスチョン)型」学習課題の提示
「○○しよう」「△△について考えよう」という「Let‘s(レッツ)型」ではなく、「◎◎なのはどうしてだろう?」「なぜ◇◇なのだろう?」のように、最後に「?」がつく課題を提示します。子どもたちが自ら進んで考え、自分なりの答えを見つけることを大切にするためです。
②対話と議論の場の設定
子どもの「考える力」を育てるためには、子ども自身が考えを語り、他者の考えを受け入れ、客観的に自身の考えを見つめ直す機会が必要です。お互いの考えをアウトプットし合う機会として、対話や議論の場を意図的に設定します。
③個のまとめを行う場の設定
「?型学習課題」に対して、授業の中で考えたり、対話や議論をしたりしてたどり着いた「自分なりの納得解」をアウトプットします。授業で何を考え、何を学び、何がわかったか、何がわからなかったのかを整理し、自覚することができます。
私たち教師にとっても、1時間1時間の授業が勝負です。
「考えることが面白い授業」「ワクワクする授業」「わかる授業」で、子ども一人ひとり学びを支えていきたいと考えています。