「人を思いやり 共に高め合う子」
重点目標
(1)認め合う子〈徳育〉
「認め合い」は、同学年だけでなく異学年と交流する、授業や行事などの場面で行われる。認め合うことは、聞き合う関わりを始まりとし、言動の裏にある感情を分かろうとすることから生まれ、他者に受け容れられた温もりがもたらされる。認め合う営みは、互いの存在を尊重し温かな言動でかかわることになり、自己有用感を育む姿となる。
(2)教え合う子〈知育〉
「教え合い」は、目標や課題を我がこととして捉え、自分の状態や考えをはっきりもった上で追求し、他者と交流する場面で行われる。教え合うことは、自分の考えをもつことを始まりとし、自分の状態や考えを他者と交流することから生まれ、自分の状態や考えの高まりや深まりがもたらされる。教え合う営みは、主体的・対話的で深く学ぶ姿となる。
(3)競い合う子〈体育〉
「競い合い」は、他者とともに挑戦している場面で行われる。競い合うことは、少し未来のなりたい自分像をもつことを始まりとし、着実に努力し合うことから生まれ、過去の自己からの成長の実感がもたらされる。競い合う営みは、健やかで健全な心身をもつ姿となる。