「ありがとう」の反対の言葉は?
2024年12月20日 10時31分終業式の中で子どもたちに話したことです。
「ありがとう」の反対の言葉は「あたりまえ」です。
「ありがとう」は漢字で「有難う」と書きます。これは「有ること難し」・・・あることがむずかしい、滅多にないこと、稀なこと、貴重なこと、奇跡、ということを意味しています。
その反対の「あたりまえ」は、いつもあること、当然のこと、普通のこと、誰もが「?」と思わないようなことを意味します。
寝ること、起きること、食べること、家があること、家族がいること、友だちと会えること、学校に通うこと、好きなものを買えることなど、普段「あたりまえ(当たり前)」と思っていることにこそ、「ありがとう(有難う)」という気持ちを持ってほしい、ちょっとしたことでも「ありがとう」という気持ち・言葉を伝えてほしいと思っています。
長い時間を一緒に過ごし、学び合い、認め合い、磨き合ってきた仲間に「ありがとう」。
いつも味方でいてくれて、いつでも応援してくれる家族に「ありがとう」。
いつも優しい眼差しで見守ってくれたり声をかけたりしてくれる地域の方々に「ありがとう」。
いつも本気でみんなのことを考え、寄り添ってくれている先生方に「ありがとう」。
そして何より、2学期間いろんなことにチャレンジしてきた自分、頑張ってきた自分にも「ありがとう」。
「ありがとう」という気持ちや言葉があふれる学校こそ、「笑顔が集う学校」だと思っています。